医療保険に生命保険
病気になったときに使える保険はいろいろありますが、入っていますか?
わたしは正直「保険なんて・・・」と、思っていました。
夫は大黒柱ということで一応保険に入っています。
もともと夫の母が夫のために掛けていた保険でした。
ですが、夫の母もそろそろ高齢ということでそのままその保険をうちで引き継ぐことにしました。
第一生命のブライトWayという商品です。
月々12514円
保険の窓口などで組んでもらえば同じような保証でもっと安くあがるのかもしれませんが、田舎は付き合いが大事なのであまりそのへんはどうこうできず。
病気をしたら「あってよかった!!!」と思うのかもしれませんが、健康なうちは「病気?元気だしwならない!ならない!無駄無駄w」って思っちゃうんですよ。高いし。
なので夫の保険も「高いな~やだな~」って思いながら入っていたわけで。
保険のおばちゃんが「奥様の保険もお見積りしました」って、たまに書類を持ってきてくれるのですが10000円前後というのを見て「えー、無理無理無理!」って、しばらくはいらないでいました。
そんなわたしが「保険に入ろう!」と思ったのは夫の母の死がキッカケでした。
2018年8月
夫の母が急逝します。
ほんとうに突然のことでした。
本人も気づかないうちに身体の中でガンが育っていたようで、そこが破裂してのあっという間の死でした。
痛みで倒れてから、救急車で病院に運ばれ、亡くなり。
葬儀の手配をし、49日、位牌の作成、墓石の彫刻。
葬儀はとても簡素なものにしたのですが、急逝にともなって発生したお金は100万円ほどになりました。
いま、わたしが突然死んでしまったとして。
100万円が払えるのか。
子どもたちに遺せるものは・・・?
と考えた末「やっぱり保険だなぁ」と。
そう思って「すみません、もう一度保険の見積もりをお願いしてもいいですか?」と、見積もりをだしてもらうことにしました。
2018年9月17日
3つの見積もりをだしてもらったうちの真ん中の料金の保険プランへ加入しました。
第一生命のジャスト ワイドパックという商品です。
月々9791円
「女性に多い病気に対応できる保険もつけました」
ということでレディエールモアという商品もこの中に入れてもらっています。
のちのちこれがめちゃくちゃ役に立ちました!!!!
さて、保険で補償されるものは・・・
- 入院日額5000円(女性に多い病気での入院は+5000円)
- 手術1回につき10万円
- 悪性のがんの場合は400万円
- 上皮内癌で100万円
- 乳房切除で100万円
- 乳房再建で20万円
- 子宮摘出で50万円
- 卵巣摘出で25万円
- 子宮、卵巣の部分切除で10万円
今回わたしに関係があったのはマーキングされている部分です。
入院は円錐切除と子宮全摘の2回で11日
手術も2回だったので手術2回だけでも20万円ですね。
がん保険ではない普通の保険なのですが、上皮内癌でこれだけの保証がでるのはなかなか良いのではないでしょうか。(それだけ保険料も高いですが)
子宮摘出や卵巣という臓器ひとつひとつに金額が設定されているのもありがたいです。
もし婦人疾患で気になることがあった場合、こういった保険に加入してから受診すると良いのかもしれません。
加入から90日以内に見つかった病気に関しては保険が下りなかったりするので、そのへんは要注意です。
(あきらかに症状がでている場合などは一刻もはやく病院へ行ってください)
わたしの場合は加入から7か月で子宮頸がん検診にひっかかりました。
ひっかかってからでは保険の加入もなかなか難しいので、このタイミングではいっておいてほんとうによかったとおもいますし、正直なところ病気になっても治療するお金なんてないしなぁと思って検診に足が遠のいていたこともあります。
「保険に入って90日は経ってるし、ここで一度産婦人科に行ってみるかな」と背中を押してくれたものでもあります。
子宮頸がん?って疑うような明らかな症状がほぼなかったので、背中を押してくれるものがなかったら「え?べつに悪いとこないし。たまにカンジダになるくらだし」って、ずっと病院にいかないまま上皮内癌から浸潤がんになっていたのかもしれません。
わたしの場合はこれの他になんとなく加入していた楽天生命2000があります。
これは月々2000円の掛け金で死亡100万ということで、第一生命に入ろうかどうしようかと悩んでいた2017年に加入しています。
こちらの方は手術でお金がでたりとかそういうのはありませんが、入院日額6000円の保証がついているので66000円にはなります。
それと、1年間保険を使うことなく元気でいると5000円分の楽天ポイントが付与されます。(年齢によってもらえるポイントの数が違いますのでご確認ください)
これらふたつをあわせるとなかなかの金額です。
通院や入院でガンガン貯金が減ってしまいましたが「保険請求すればなんとかなる!」というのはとてもおおきな安心材料になりました。
「高額医療制度があるじゃん」
とは、よく聞きます。
たとえば3割負担で窓口で30万円支払ったとしても手続きをふめば収入によってお金が返ってきます。
もうひとつの方法として、限度額適用認定証というものを作れば立て替える手間が省け、窓口で限度額の上限まで支払って終了ということもでき便利です。
(どちらも最終的に支払う金額は同じになります)
一般的な収入の家庭に属している場合なんかは8万円くらいが限度額です。
なので、どれだけ医療費がかかっても約8万円+食事代+個室料金の支払いだけで済みます。
(保険適用外の治療は別)
貯金がたくさんある場合などでは保険をずっと支払っていくよりもその分を貯蓄にまわしていざという時は自腹を切るほうが得な場合もあります。
しかしそれは貯蓄が200万円ほどある場合だそうで、それほどの貯蓄がない場合はなにかしらの保険に加入するほうが良いのかもしれませんが、このへんはそれぞれのライフプランや価値観がありますから、自分でよく考えてもしものときの対応を考えておきましょう。
忘れてならないのは、病気になったときにかかるお金=病院で支払うお金ではありません。
仕事を休めばその分収入が減ります。
入院のために買いそろえるものも出てきたりします。
うちなんかはわたしが入院する間は夫に休みをとってもらって家事育児をしてもらいましたが、慣れない家事育児って「もう疲れたから簡単なものでいいや・・・」って自炊を諦めて外食したりお弁当にしたりと案外お金がかかりました。
保険は医療の進歩によって日々進化しています。
まだ保険に入ったことのないひとはもちろん、もう入っている方も保険の見直しをしてみてはどうでしょうか?
また、がんと診断された方でも入れる保険があるようです。
「どれに入ればいいかわからないよ!」という方は、様々な保険をとりそろえた窓口で相談してみるのもいいかもしれません。
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