子宮頸がん検診にひっかかった!

たまたま受けた検診で高度異形成を通り越して浸潤がんの疑い!さてどうなる?記録用ブログ


あったら便利!限度額適用認定証とは?手術・入院が決まったら取り寄せてみよう!

以前の記事です。

 こちらでも少しふれましたが、手術や入院が決まった方はまず限度額適用認定証というものを手に入れましょう。

手続きは簡単でした。

加入されている保険協会や、家庭の収入によって違ってくる部分もありますが、今回は、わたしの場合の体験談でお話しします。

 

わたしの場合

家族構成は、夫・わたし・長男・次男です。

そしてわたしはパートに出ていますが、扶養内です。

標準報酬月額で自己負担限度額が区分されていて・・・

  1. ア 83万円以上    252,600円+(10割の医療費-842,000円)×1%
  2. イ 53万~79万円  167,400円+(10割の医療費-558,000円)×1%
  3. ウ 28万~50万円  80,100円+(10割の医療費-267,000円)×1%
  4. エ 26万円以下   57,600円

となっています。

我が家は「」です。

 

 まず、夫の健康保険協会のホームページから申請書を印刷しました。

健康保険とは第一生命などの医療保険などではなく、病院に行くときに持っていくあの保険証。あれを発行しているところですね。

全国健康保険協会(協会けんぽ)などです。

協会けんぽのページに行き申請書ダウンロードというところから「健康保険 限度額適用認定 申請書」というものを印刷します。

  • 保険証の記号番号
  • 夫の名前
  • 住所などの連絡先
  • 制度を受けるひとの名前(今回はわたしの名前)
  • 療養予定期間 (申請期間)

これらを書いて郵送で送るだけです。

療養予定期間 (申請期間)は、1年ごとの更新になります。

ここは書かなくても勝手に申請した月から1年間という期間で登録してくれたりするそうですがわたしは念のため書いておきました。

5月28日の手術で出しておきたかったので5月10日くらいに申請して1週間ほどで到着。

期間は令和元年5月1日~令和2年4月30日、になっています。

これは医療費がかさみそうな月だけ出していればいいのかな?」と思っていましたが、手続きをしたら医療費がかさみそうじゃなくても「保険証といっしょに毎月出してください」と言われたので、保険証とあわせて毎月窓口に出してくださいね。

 

 この申請書の紙なんですが、下の方にこんなことが書いてあってマイナンバーを書く欄があります。↓↓↓

 

被保険者のマイナンバー記載欄 (被保険者証の記号番号を記入した場合は記入不要です) マイナンバーを記入した場合は、必ず本人確認書類を添付してください。

 

ここはなにも書かなくて大丈夫です。

被保険者証の記号番号を記入した場合は記入不要です」と書いてあるので、保険証の記号番号さえ書いてあれば無視して大丈夫な欄です。

 

無事、手続きが済むと昔の保険証のようなものが送られてきます。

懐かしい感じです。

 

それを出すとどんなメリットがあるかというと、支払いに関する手続きがラクになります。

もうこの限度額適用認定証を手に入れた時点でだいたいの手続きは終了したようなものです。

たとえば100万円分の医療を受けたとして、支払うのは3割負担で30万円ほどになります。

限度額適用認定証をもっていない場合はここでいったん30万円を支払わなければなりません。

ただ高額医療費制度というものがあります。

これは医療費の自己負担額が高額になった場合に一定の金額(自己負担限度額)を超えた分があとで払い戻されるというものです。

この自己負担額は先ほど上に書きましたね。

ア~エとなっているあれです。

我が家の場合は「ウ」なので、80100円+(10割の医療費-267000円)×1%で、87430円が限度額。

なのでたとえ窓口で30万円を支払ったとしても、本来払うべき金額は87430円+食事代、個室代などを合わせた金額のみ。

わかりづらいので簡単に合計金額を90000円としますが、一時的に30万円を支払ったとしても、本来は90000円の支払いで済むので30万円から9万円を引いた21万円をあとから受け取ることができます。

でもそれは病院では受け取れないんです。

いったん健康保険協会で手続きをしたうえでの払い戻しになります。

協会けんぽなどから「健康保険高額療養費支給申請書」を取り寄せるのですが・・・

窓口でいったん30万円を支払うのって結構大変じゃないですか?

どうせ戻ってくるんなら最初から9万払って終わりにしたい。

それを可能にするパスポートが限度額適用認定証と考えてください。

 

注意するところとして、

保険適用外のものは対象ではありません。

通院と入院は別計算です。

(このへんの詳しいことは調べてくださいすみません。)

あと、医療費は1か月ごとの計算になるので月またぎの入院中はめちゃくちゃ損です。

わたしは月またぎだったので、

6月分が86832円

7月分が58150円

でした。

総額144982円

これが子宮全摘などの一連の入院・手術にかかった金額です。

月またぎ入院じゃなかったら、10万前後くらいの医療費で済んだと思います。
個室料金なしの場合

 

86832円?ほんとうに合ってるの?

ためしに計算してみましょう。

これが6月分の領収書です。

手術をしているので限度額は超えているはずです。

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まず、医療点数を見ます。68620点でした。
1点につき10円なので6月分で686200円分の医療費がかかっています。
これが10割の部分に該当しますね。
さて、「ウ」の計算式をもう一度見てみましょう。

ウ 28万~50万円  80,100円+(10割の医療費-267,000円)×1%

(686200円-267000円)=419200円
419200円×1%=4192円
80100円+4192円=84292円

そして保険適用外の分
食事自己負担額2300円
病衣240円

84292円+2300円+240円=86832円

間違いないですね!

 

 

ちなみに・・・

これが限度額適用認定証を持たないでのお会計となると、

686200円の3割=205860円

205860円+食事2300円+病衣240円=208400円をいったん窓口で支払わなければなりません。

いえ、これは7月分だけなので・・・

7月分も計算してみるといってこっちは3割負担額が51870円で限度額までいってないのでそのままです。食事代5980円と病衣代300円を足して58150円。

6月分と7月分の3割負担額を合計すると、266550円ですね。

これを退院の時に窓口で支払わなければなりません。

手取り1か月分くらいありますよね・・・でかい。。。。

266550円払ったとしても手続きすれば12万ほど戻ってくるとはいえ、手続きにも時間がかかります。

なので、医療費が高額になる予定があれば、まえもって限度額適用認定証を手に入れることをおすすめします。

 

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