7月3日(水)
術後5日目の朝です。
朝イチやベッドからの起き上がりはまだ痛むものの、日中は痛みに困ることが少なくなってきました。
痛み止めも日に1回飲むか飲まないか。
その程度で済むくらいまで回復です。
おしっこの最後は相変わらずキューーーーっとなりますし、「癒着?」って少し不安になるくらい内側がひきつれる感じはありますが、このへんはそのうち良くなってくるようなので我慢・・・。
「できるだけ動いたほうが回復も早い」
と言われていたので、この日は部屋の外をウロついたり、階段の上り下りをしてみたりして過ごしました。
1週間近く運動量が少なかったのでちょっと動くだけで汗かきます。
まだ30代のわたしですらこうなのだから、高齢になって入院をキッカケに寝たきりに・・・という話は「あるな」と思いました。
術後できるだけ動くようにするためには、普段からの体力づくりも重要ですね!
さぁごはんタイムです。
病院のごはんは美味しくないといいますが、制限なしの通常食はそこそこ美味しいですよ~!
朝ごはん
ひるごはん
夜ごはん
ひゃー!おっきい人参きたー・・・。
嫌いでもちゃんと食べました!!!!!!
7月4日(木)
退院前日です。
今日は内診と抜鈎(ばっこう)があります。
抜鈎とは、傷口についている医療用ホチキスを取る作業です。
わたしの傷は縫ってるわけじゃないみたいです。
術後すぐから「傷口が開くことは絶対にない」と、言われましたが・・・
縫わずにそんな状態とは。
どうやってくっついてるんだろう?
聞くの忘れましたw
接着剤?
手術後からの状態はこんな感じです。
傷口があって、ホチキスが12か所くらい。それの上には消毒液がびしゃーっとあって、半透明のようなシールでペタっと止められています。
これで保護されているので、シャワーも余裕です。
粘着力も結構つよくて剥がれる気配もありませんでした。
午前中に抜鈎をしました。
思ってたより痛くなかったです。
むしろチクチクして痛かったので取ってスッキリw
抜鈎後はマイクロポアサージカルテープに似た白いテープを貼ってもらっておしまいです。
夕方に主治医による内診がありました。
傷の状態を見てもらって、「明日の退院で大丈夫でしょう」と。
なにかもらっておきたい薬はありますか?
と聞かれたので、念のために痛み止めをお願いしました。
「退院処方で出しておきますね~」と、痛み止め&胃薬2週間分ゲットです。
朝ごはん
昼ごはん
夜ごはん
この日は痛み止めをもらうことなく過ごすことができました。
最後の夜!!
個室を希望していたものの、結局ずっと4人部屋でした。
でも、そこまで困らなかったかな~
いちばんランクの低い個室に入ったとして1日5000円。
9日まるまる個室だったとしたら・・・?
45000円ですか!?
買ったつもり貯金ではないですが、個室に入院したつもり貯金として儲けたと思いましょう!
そのお金とノーマネーデー貯金で貯めたへそくりでパソコン新調しちゃいましたけどね!!!
ノーマネーデーのこともいつか記事にしましょう!ストレス少なめの貯金方法です^^
7月5日(金)
退院当日です。
やっとこの日がきました!長かった!!!
入院生活最後の食事です。
朝ごはん
10時半頃に夫に迎えに来てもらうようにしました。
忘れ物がないか確認して、お会計の書類をもらって、会計して帰宅。
と聞いていたのでまずは身の回りの片づけです。
・・・と!思ってたら看護師さんがやってきて。
「病理の結果が出てますので外来へどうぞ」
と!!!!!
もう出てるの!?!?
病衣から普段着に着替え、たいした覚悟もないままいそいそと外来へw
「入院してる〇〇ですが、△△先生に病理の診断を聞きに来ました」
と言って座って待ちます。
ちょっと待って呼ばれます。
生年月日と名前を告げて診察室へ。
「病理の結果が出たんですけど」
「がんは見つかりませんでした」
ほぅ。
もしかしたら、人によっては
「子宮取った意味あるんですか!?」ってなるのかもしれませんが、わたしはもう出産する気がなかったので単純に「よかったです~」となりました。
先生も「そうですね、よかったです」と。
どうせ温存したところで一生検査しながら生活しないといけないですしね。
取れば子宮頸がんの心配も子宮体がんの心配もなくなります。
なにより「生理めんどくさ!!!!!」って思っていたので、とくに後悔はありません。
「ただ、一番最初の検診で一番強い反応(クラス5)が出ているので、今後も定期的な検査が必要です。再発は2年以内に起こることが多いので、この2年は2~3か月に1回通院してもらって細胞の検査(子宮頸がん検診でやる子宮の入り口をこする検査)をやっていきましょう」とのことでした。
とりあえず、悪いものは去ったようでホッ。
もうひとつ気になることがあったので
「卵巣の中身はなんだったんですか?」
と聞いたら「脂肪とかですね~ネットとかで検索するのなら”成熟嚢胞性奇形種”で調べてみてください」と言われました。
卵巣の病気では比較的多い疾患のようです。
病室に戻ると処方の薬ができたようで看護師さんがもってきてくれました。
そして、ちょっとしたらお会計の紙も。
うーん!!!月またぎ入院高い!!!!
それでも限度額適用認定証を出してあるのでだいぶマシですけど・・・
個室にしてたらと思うとゾッとする金額です。
費用のお話は別の記事にくわしく書いてあるのでこちらをどうぞ。
入院生活は快適でした。
看護師さんがほんと女神さまに見えました。
ネットの口コミではあまりいいことが書いてありませんでしたが、お願いすればすぐ対応してくれましたし、たくさん励ましてくれました。
同じ女性ということで「わたしもこの手術したことあるのよ~」っていう人がいたり。
わたし自身が結構遠慮しちゃう正確なのであまり状況をうまく伝えられなかったりもしたのですが「傷口っていうより中が痛いのよね~つらいよねー」って寄り添ってくれて。
主治医の先生も質問すれば全部答えてくれて、鼻で笑うような態度は全くなく。
それが当たり前なのかもしれないけれど「ひどい医師にあたった!」とかの話もたくさんネットで見てきたので、今回の手術・入院が無事にすんでほっとしました。
あと、家族ですね。
1週間も夫に任せるということははじめてだったので心配でしたが、なんとか乗り越えられたようでよかったです。
しかし、迎えに来てもらったものの一人でスタスタと歩いて行ってしまったり、「車のなかにこれ(ペンケース)落ちてたよ~」って傷口にポイっと置かれて「痛い!!!!!」となったり。
帰宅してみれば部屋が荒れていて。はぁ。という感じでしたが。うん。くそがー
とりあえず頑張っていこうとおもいました!
このあと、食材があまりないというので買い物に行こうかと思いましたが、ちょっと歩くだけでもしんどかったので夫にお願いしました。
傷口は痛くないんです。
ただ、内側が・・・。メリメリっと。まだ内臓が安定しないんですかね。
ここで無理したら出血してしまうかもしれないので、無理しないでくださいね。
帰り道はシートベルトがクッとしまるのが痛かったので、ベルトを手で持ってお腹に当たらないようにしていました。
あとは段差ですね。
段差はお腹にくる~~~~。
退院したからといっていきなり本調子にはならないです。
7月末まで仕事もお休みをもらっているので、ゆっくりなおしていこうと思います。
★読んでくださりありがとうございました★
☆よろしければ応援クリックをおねがいします☆